ドイツ語学科から10名,フランス語学科から10名から構成される新コースです。 (入学時に,入学者の意思を確認した上で,原則として総合的判断による入試成績上位者より10名程度を選抜し,「ヨーロッパ特別コース」に配属します)
〈受験生のみなさんへ〉
ドイツ語学科では,入学時から2つのコース(ヨーロッパ特別コース,ドイツ語圏コース)のいずれかに所属することになります。どちらのコースに所属するかは,合格通知とともに送られる「コース希望調査」のハガキに希望を記入し返送してもらったうえで,入学試験の成績と(推薦入学者については)高校からの通知書,面接の評価をもとに振り分けを行います。
高い勉学意欲をもってドイツ語学科を志望される人は,ぜひヨーロッパ特別コースを希望してほしいと願っています。「ドイツ語集中型」,「英語副専攻型」,「フランス語副専攻型」など,ご自身の興味に合わせて授業を選ぶことができ,ドイツ語のみを集中的に学ぶことを希望される学生さんにとっても,10名程度の少人数クラスでドイツ語による授業など,より高い学習効果を得られる授業が用意されています。
2016(平成28)年度からドイツ語学科はこう変わる。(概要イメージはこちら)
ドイツ語を軸に,ヨーロッパに学び,ヨーロッパに飛び立とう!
ドイツ語学科定員45名を
ヨーロッパで活躍するエキスパートを目指す「ヨーロッパ特別コース」(10名)
EU最大の言語圏での活躍を目指す「ドイツ語圏コース」(35名)
のようにコース分けし,それぞれのコースにぴったりのカリキュラムで学びます。
ドイツ語学科「ヨーロッパ特別コース」(10名)の特色
フランス語学科「ヨーロッパ特別コース」との合同コース
ドイツ語,フランス語,英語など,複数のヨーロッパの言語を学ぶことによって,ヨーロッパをより深く理解します(特に「ドイツ語」だけの実用能力を徹底的に伸ばすことも可能です!)
「ヨーロッパ学入門」でヨーロッパの成り立ちと今を学びます
「日本語リテラシー」「クロスカルチュラルリテラシー」といった授業により,日本を多言語で発信する能力を養います
ヨーロッパの地域文化,言語文化,表象文化を通して,ヨーロッパの内奥に迫ります
英語やドイツ語を基底言語としたゼミを通じて,外国語でのプレゼンテーションや議論の能力を養います
3+2型: 大学院に進む場合,3年で学部カリキュラムを終え(早期卒業),2年で博士課程前期(修士)を終了することもできます
「ドイツ語圏コース」(35名)の特色
ドイツ語を学ぶことによって開かれる新しい世界の発見があります
ビールやソーセージ,クラシック音楽やサッカーなど,身近なテーマからドイツ語圏の言葉と文化を学びます
「ゲルマニスティク入門」でドイツ、スイス、オーストリアなど、ドイツ語圏文化への関心を養います
ドイツ語圏の地域文化,言語文化,表象文化を通して,ドイツ、スイス、オーストリアの内奥に迫ります
EUや環境政策など,ドイツ語圏が世界の先駆けとなった分野を研究します
少人数のゼミでの討論,論文作成を通じて,問題発見・解決能力を育成します
両コース共通
語学学習を通じて,主体的に発言できる力の基礎を築き,コミュニケーション能力を伸ばします
「ヨーロッパ学ICT」で多言語の情報処理能力を身に付けます
多彩な留学プログラム,留学生との共同プログラムを準備し,ヨーロッパをより身近に感じることができます
英語で行われる「留学生とともに学ぶ授業」もあります
ドイツ語・英語の教員免許や日本語教員資格が取得できます
映画鑑賞,料理研究,収穫祭,独仏クリスマス会などヨーロッパを体感する課外活動が充実しています
就職に活きるコミュニケーション能力を鍛えることができます
各種履修モデル
実際の履修モデルをご覧ください。これらはあくまで「例」ですが,「自分はどのように学びたいのか?」あるいは「自分は将来どういった職業に就きたいのか?」といった問いに沿うような形で,実際に履修できる授業科目をまとめてみました。
クリックすると,各種履修モデルが「表」形式のPDFファイルとなって現れます。
- 主専攻語(=ドイツ語)を集中的に学ぶ:
1年間ドイツ語圏に留学する(3年次後期から4年次前期の交換留学) - 早期卒業し(=3年間で学部を終え)大学院に進む
- ドイツとともにフランス語・フランス文化をも学ぶ(フランス語「副専攻」型)
- 英語力に磨きをかけながらヨーロッパと日本を学ぶ(英語「副専攻」型)
- 「なりたい自分」ごとの履修モデル:
マルチリンガルICT系,ヨーロッパに強い観光業系,外資系企業